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【財産調査】見落としがちな相続財産とは?

6月24日
読了時間: 4分
相続財産調査で見落としがちな財産を解説。ネット銀行や暗号資産、不動産、借金などの調査方法や注意点、よくある失敗例まで、相続財産調査について分かりやすく紹介します。



1. 相続財産調査が重要な理由


財産調査を行わないとどうなるのか

財産調査が不十分だと、相続手続きが完了した後に新たな財産や借金が発覚する可能性があります。


相続財産には何が含まれるのか

相続財産には現金や不動産だけでなく、権利や負債も含まれます。


「財産=預金だけ」ではない理由

特に高齢者の場合、複数の金融機関や証券会社を利用しているケースも珍しくありません。


相続トラブルの多くは財産調査不足から始まる

実務でも、財産調査不足が原因で遺産分割協議のやり直しになるケースがあります。



2. 相続財産として把握すべき主な財産


相続財産には以下のようなものがあります。

・預貯金

・不動産

・株式

・投資信託

・生命保険

・自動車

・現金

・貴金属

まずは一般的な財産から確認しましょう。



3. 見落としがちな金融資産


ネット銀行の預金

通帳が存在しないため発見が遅れがちです。


証券会社の口座

郵送物が電子化されているケースも多くあります。


FX・暗号資産(仮想通貨)

近年増加している見落とし財産の代表例です。


電子マネーやポイント残高

金額は小さくても相続対象になる場合があります。


未受領の配当金や株主優待

忘れられているケースが少なくありません。



4. 見落としがちな不動産・権利関係


名義のまま放置された土地

地方の土地でよく見られます。


共有持分のある不動産

本人が一部だけ所有しているケースです。


借地権・賃借権

権利も相続財産になります。


山林や農地

固定資産税がかからず気付きにくい場合があります。


海外不動産

近年では海外資産を持つ方も増えています。



5. 相続財産になる意外な資産とは


ゴルフ会員権

財産価値がある場合があります。


貴金属・骨董品・美術品

相続税評価の対象となります。


貸付金や売掛金

他人へ貸しているお金も財産です。


未払い給与や退職金

受け取る権利がある場合があります。


損害賠償請求権などの権利

権利関係も相続対象になることがあります。



6. マイナスの財産も相続対象になる


住宅ローン以外の借入金

借金も相続されます。


消費者金融やカードローン

見落とされやすい負債です。


未払い税金

固定資産税や住民税なども対象です。


保証人・連帯保証人の地位

場合によっては大きなリスクになります。


相続放棄を検討すべきケース

負債が多い場合は相続放棄も選択肢になります。



7. デジタル遺産の見落としに注意


近年急増しているのがデジタル遺産です。

・ネット銀行

・ネット証券

・暗号資産

・電子マネー

・ポイントサービス

実際にパスワードが分からず財産を発見できないケースもあります。



8. 財産調査の具体的な進め方


通帳や郵便物を確認する

まずは自宅内の資料を確認します。


固定資産税納税通知書を確認する

不動産調査の重要資料です。


名寄帳や登記事項証明書を取得する

不動産の有無を確認できます。


証券会社や金融機関へ照会する

口座の有無を調査します。


専門家へ相談する

複雑な案件では専門家活用も有効です。



9. 財産調査でよくある失敗例


預金口座を見落としていた

解約後に発覚するケースがあります。


負債が後から発覚した

相続放棄期限を過ぎると問題になります。


相続税申告後に財産が見つかった

修正申告が必要になる場合があります。


デジタル資産が把握できなかった

近年増加しているトラブルです。


兄弟間のトラブルへ発展したケース

遺産分割協議のやり直しになることもあります。



10. まとめ|正確な財産調査が円満相続への第一歩

相続財産は預金や不動産だけではありません。


近年では、

・ネット銀行

・暗号資産

・電子マネー

・ゴルフ会員権

・未払い給与

・借金

など、見落としやすい財産が増えています。


行政書士として相続相談を受ける中でも、「もっと早く財産調査をしておけば良かった」という声は少なくありません。


相続トラブルを防ぎ、スムーズな手続きを進めるためにも、プラスの財産だけでなくマイナスの財産も含めて正確な財産調査を行うことが大切です。

 
 
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